LEDのちらつき(フリッカー)
LEDにはフリッカーと呼ばれるちらつき現象があるからスポーツなど広い場所で使う屋外投光器に向いていないと思っていませんか?実はフリッカー現象が起きないLEDがあるんです。今回は、フリッカー現象と屋外投光器についてのお話です。
フリッカー現象とは、光のちらつきのこと
フリッカー現象とは、光の細かいちらつき現象のこと。LEDはもともと電気代を抑えるために短い点滅を繰り返しています。点灯し続けるより、点滅する方が、寿命が延び、使用する電気量が少なくなり、その分電気代も安くなります。短い点滅をしていても通常我々には認識できません。でも、電圧や電流、機械と照明器具の相性によっては、その点滅が認識されてしまいます。また、人間には認識できないくらいの点滅でも、一瞬をとらえるカメラのシャッターはその点滅をとらえてしまい、暗い写真になってしまったり、点滅する画像になってしまったりします。
フリッカーで体調不良になる?
LEDが普及してきた頃の話ですが、過去にLED照明による健康被害も出ていたようです。札幌市役所では、執務室や廊下の蛍光灯9,000本をLEDに変えたとたん、一部の職員から「目が疲れる」といった体調不良の症状が報告され、業務に支障が出るという意見もありました。(2010年8月21日日経新聞) ちらつきのひどいLEDの下では「目の前で指を左右に動かすと、こま送りのように見えた」そうです。照明以外にもLEDバックライトを使用したパソコンやスマートフォンの画面などでもフリッカーは生じます。LEDバックライトが普及してから、疲れ目を感じる人が増えたとも言われています。
もしスポーツ施設でフリッカーが起きると、どうなる?
明滅によって疲れ目を引き起したり、カメラの機能を著しく下げてしまうフリッカー現象。スポーツ施設で起きると、テレビカメラで撮影した画面が明滅し、テレビ中継の画面が波打って見えるなど映像が乱れ、鑑賞に耐えない映像になってしまいます。また、ボールの動きが速い野球や卓球のようなスポーツだと、ボールが消えたように見えてしまい、選手は試合ができません。競馬の判定のように0.1秒以下の一瞬を競う競技も見えない瞬間が生じてしまうため、LEDは使えないと考えられてきました。
フリッカーを起こさない投光器を作りました
フリッカーの起こらないLEDがあれば、節電・節約しながら、今まで以上のパフォーマンスが期待できます。 スリーエスが販売している照明はフリッカーを起こさない投光器です。フリッカーの技術的要因の一つはインバータを通すことで発生するノイズでした。インバータとは電線などを通っている屋外電流を家庭など屋内電流に変換する装置で、この変換の時に生じるノイズを軽減することに成功しています。 1秒間1,500フレームでもフリッカーが出ないのはなんとエスエフシリーズだけ。競馬場でスローモーション撮影しても映像の乱れがないことが認められ,門別競馬場への導入もスタートしています。
フリッカーの起きないスリーエス製品をお選び下さい!
低コストで明るいのはもちろん、人間の目に優しいLEDはスリーエスだけ。フリッカーの起きない屋外投光器の光の中で、パフォーマンスを向上させてください。
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