LED投光器の調光機能は必要?便利な使い方を紹介します
LED投光器には、調光タイプのものがあり、昨今人気となっています。調光の操作方法は無線や有線など色々で、照度を調整することができます。投光器の価格は設計費や施工費も含むので単純な比較はできませんが、調光タイプとそうでないもの、前者の方が高い場合は迷いますね。調光タイプはどんな使い方ができるのか、具体例を挙げてみます。
使う部分だけ明るく。使わない部分は薄明かりに
グラウンドの片面だけ使用するという例はよくあると思います。照明を片面だけ落としておけば余分な電気代がかからずに省エネになりますね。
しかし、使わない面が真っ暗だと飛んでいったボールがどこにあるかわからないなんてことも。使う部分はしっかり明るく、使わない部分はほんのり明るく、調光式ならそんな使い方ができます。
夕暮れ時から段階的に明るくすれば目に優しい
スポーツ施設やライブ会場など、日暮れ前からお客様が入場している場合、いきなり全点灯すると観覧者は強い刺激を感じてしまいます。
また、スポーツの試合中に点灯すると、競技にも影響が出てしまいます。
日暮れ時から段階的に明るくしていけば、灯りがついたことにも気がつかないほど、目に優しい空間になります。
点灯するタイミングを念入りに打ち合わせる必要がないので、プログラムの進行時間にズレが起きても対処できます。会場運営が楽になるでしょう。
お客様の視線と動線を、照度差で誘導する
調光タイプの投光器なら、照度をお好みで落とせますから、お客様に見せたくない部分を隠したり、入って欲しくない部分をそれとなく示したりすることができます。 商業施設の工事中の場所を見せたくない、公園の芝の養成箇所に足を踏み入れて欲しくない、スキー場でコース外に入らせたくないなど、様々な活用シーンが考えられます。 完全に真っ暗にしてしまうと防犯上はよくないという場合におすすめの使い方です。
照度を落として終了時間を知らせる。常夜灯がわりにも
お客様がどこにいるかわからないといった公園、遊園地、商業施設などの広大な場所では、閉園・閉店時間ぴったりに退出していただくというのが至難の業。 終了の音楽を流す、スタッフが見回りをして声をかける、などされているかと思いますが、いかにも「追い出し」の印象を与えてはイメージダウンです。 調光式の投光器なら、照度の調整でそれとなく退出を促すことができます。 煌々と灯りがついていれば「まだ平気」という気持ちになりますが、だんだん照明が暗くなってこれば、自然と腰が上がるものです。 そのまま照度を下げた状態で使用して、常夜灯のような使い方もできます。 広大な施設の場合、営業時間中の投光器や街路灯と、営業時間外の足下灯を別で設置したのでは、大変なコストがかかりますが、お客様やスタッフが完全に退出するまで、調光タイプで照度を下げれば効率がよいでしょう。
電気代をカットしつつ、営業中であることは伝える
お客様が一人もいない時には照明を全開で付けっぱなしにするのはもったいないですね。しかし、照明を落としてしまうと、遠くからは閉店しているように見えてしまいます。ゴルフの練習場やバッティングセンターなどは、施設を見つけて仕事帰りにふらっと入る、なんてニーズも大いにあります。
ある程度の明るさは残しつつ照明を落とせる調光式なら、電気代を節約しつつ、営業中であることはしっかりアピールできます。
調光タイプの投光器は、より省エネに貢献します
大型施設では水銀灯やメタルハライドランプからLED投光器にすると、それだけで電気代が60~70%ダウンになったというお客様がほとんどですので、毎月の電気代の請求額にほっとされると思います。
しかし、使い方次第ではもっともっと節電することができるのです。
これからLED投光器の導入をご検討のお客様には、ぜひ調光タイプをおすすめしたいです。
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